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リベラリズム

本来の「liberalism」という言葉は文字通り「自由主義」だが、実際のリベラリズムは元来の意味から離れた「福祉国家的・社会民主主義的」な意味で使われるようになっている。特にアメリカではこの傾向が強い。また日本ではこのような用語法はむしろアメリカ以上に普及していて、例えばマルクス主義者や社会主義者さえも「リベラル」といわれることがある。精神的自由や政治的自由のようないわゆる「個人的自由」の尊重を説く一方、経済的活動の自由を重視せず経済活動への介入や規制や財の再配分を擁護するのが「リベラル」である。その逆に個人的自由への介入を認めるが経済的自由は尊重するのが「保守派(コンサーヴァティヴ)」である。

ちなみに個人的自由も経済的自由も両方尊重するのが「リバタリアン」といわれ、この「リバタリアン」こそ元来の意味でのリベラルである。また、その逆にどちらも尊重しないのが「権威主義者(オーソテリアン)」あるいは「人民主義者(ポピュリスト)」である。その極端な形態を「全体主義」と呼びファシズムや共産主義はこれに属する。

(参考:自由はどこまで可能かリバタリアニズム入門講談社現代新書森村進著)

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