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歯んどbook =用語集=

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患者申出療養(仮称)

保険診療と保険外の自由診療を併用する「保険外併用療法」の拡大を検討していた政府の規制改革会議は、新たなカテゴリーとして「患者申出療養(仮称)」の新設を盛り込んだ答申をまとめた。規制改革会議は現行の評価療養と選定療養とは別に、患者と医師の合意に基づき、新たな治療法を試みることができる「選択療養」の新設を検討していたが、平成26年6月10日に安倍首相が「患者申出療養」の創設を表明し、規制改革会議第二次答申の日本再興戦略に盛り込まれた。来年の通常国会に法案を提出し、平成28年度より導入が予定されている。

新設予定の「患者申出療養」は、(1)患者の申し出(2)臨床研究中核病院の介在(3)前例の有無がポイントになる。現在の「評価療養」(先進医療、治験医薬品等)や「選定療養」(差額ベッド等)に該当しない医療を想定している。

「前例のない診療」は、患者申出を受け、臨床研究中核病院が国に申請し原則6週間で国が判断し、受診できるようにする。この場合、患者の身近な医療機関を「協力医療機関」としてリストを添付し申請すれば、その医療機関で受診できる。「前例のある診療」は、医療機関が前例を取り扱った臨床研究中核病院へ申請、同病院が原則2週間で、実施体制などを判断し受診できるようにするというものである。

「安全性・倫理性を検討の上、国が実施を承認する」とした点や、「保険収載に向け」、治験等に進むための判断ができるよう、実施計画の作成、国による確認、重篤な有害事象や実施状況、結果の報告を求めるとした点が「選択療養」との違いである。

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