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ドクターショッピング (Doctor shopping)
精神的・身体的な問題に対して、医療機関を次々と、あるいは同時に受診すること。別名「青い鳥症候群」とも呼ばれる。
ドクターショッピングには次のような原因があると考えられている。
1. 患者が十分な医療を受け、最良の成果を得たにもかかわらず、より良い成果を求め、次々と医療機関を変える。
2. 患者に疾患の性質を理解する能力がなく、インフォームド・コンセントや検査・治療が十分に行われないまま、医療機関を変える。
3. 患者が薬物依存状態にあり、限度上限の薬物を入手すると、違う医療機関を受診する。
4. 診察・検査では、診断を下すことが難しい疾患のため、さまざまな診療科を受診する。
5. 診断結果が芳しくなく、患者自身にとって都合の良い診断を下す医師が現れるまで新たな医療機関を受診する。